JUNGDO UIT,Inc.

都市計画情報システム

●「都市計画情報システム(UPIS : Urban Planning Information System)」

都市計画資料を電算化し、都市計画の全般にわたる業務を統合・管理するシステム

	- 人間中心の都市環境の調整、持続可能な都市発展のための空間構造及び土地 ..利用に対する総合的な管理をするためのシステム
	- Zoning 及び都市計画施設、人口を初めとする各種の都市計画指標に対する地 ..理情報を通して都市計画業務を支援するシステム
	- 都市計画現況資料の管理及び都市計画立案業務(What　if)、意思決定支援 ..(PSS、DSS)、住民参加(PPGIS)等の業務を支援するシステム
	- 都市計画業務の基礎となる図面、台帳、調書等の複雑で多様な情報を電算基 ..盤として構築し、都市計画業務を便利に処理できるように支援するシステム

● 必要性

UPISは都市計画情報への接近及び活用性に対する情報化を実現するための手段

体系的な資料管理

- 都市計画資料の特性による永久保存の必要性

- 紙文書と図面の毀損・磨耗等により機能維持の難しさ

- 都市計画資料の原資料自体の間違い及び現況把握の難しさ

- 書庫に保管中の資料の過多な検索時間及び図面間での比較・検討の限界

- 都市計画エンジニアリング業体の用役遂行の結果の一貫性及び正確性に対する要求

リアルタイム国民の請願対応

- 都市計画変更による請願人の都市計画履歴情報に対する要請

- 土地所有主からの都市計画変更の根拠資料要求

- 請願人の土地開発行為に関する規制情報の要請への迅速な対応

- 告示図面、調書、土地利用の確認、関係法令の確認等、多様な請願処理が必要

業務処理の効率性

- 業務報告及び計画樹立のための報告書作成に時間所要及び図面作成の難しさ

- 部署間の管理台帳の情報への接近に限界及び業務協調に時間所要

- 毎年未執行施設の執行のための現況把握及び予算算定の難しさ

- 用役結果で構築された資料活用の難しさ

費用節減

- 地形図面承認告示の過度な費用節減

- 計画立案のための基礎調査の費用及び時間所要

- 外部用役に依存していた都市計画業務の内部推進への可能性

● 活用範囲

UPISは都市計画情報を活用する範囲を国家機関の担当者だけでなく、企業、研究機関、一般市民に至るまで拡大させる。

	政府及び関係各機関	業務協調と情報共有
	市民・専門家	計画参加
	一般企業	マーケティング戦略のための情報確保
	自治団体	建設、認・許可、税金業務、請願業務、防災業務の支援
	用役機関	計画樹立のための情報確保
	市民・開発業者	請願及び開発許可
	大学及び研究機関	都市計画統計、都市計画図面、法制情報、国土及び都市一般情報

● 期待効果

UPISは都市計画情報の電算的な管理と活用を通して行政業務を体系化、効率化し対民サービスの質を高める。

	- 都市計画樹立の所要時間の短縮及び業務節減効果（約70%）
	- 都市計画施設決定の処理時間及び請願処理の節減効果（約80%）
	- 関連図面の管理業務の節減及び資料の正確性の向上
	- データベースの重複調査防止等期待効果の上昇
	- 開かれた市民行政具現の基盤確保
	- 行政機関に対する市民便宜増大及び満足度向上
	- 共有体系との連携を通し、部署間の情報共有及び協力文化の定着
	- 合理的で科学的な意思決定支援
	- 情報の一元化、共有化による事務事業の効率化
	- 情報収集、管理、分析による時間、人力、費用の節減効果
	- 都市計画担当者の業務能率及び管理能力の向上

● 主要機能

計画立案	都市計画立案
		計画に必要な基礎資料を利用して都市計画事項を立案する機能
		- 都市計画案件を立てるための基礎資料の照会 - 都市管理計画立案及び立案資料の管理
現況資料管理	都市計画現況
		都市計画図面及び調書に関する情報の提供
		- 現況情報、履歴情報、編入筆の情報 - 筆検索、地形検索、都市計画事項の検索 - 関連台帳の情報提供(土地台帳、地価公示台帳、建築物台帳) - 都市計画事項に対する多様な情報提供 ..(告示文、業務流れの資料、紙図面、添付資料等）

	図面出力及び報告書作成
		紙地図の代わりに電算化された多様な都市計画資料を活用し図面及び報告書の生成
		- 多様な出力テンプレートを支援 - 用紙サイズ・方向の調節、構成要素の追加・削除、描画、テキスト ..入力 - 業務書式に合う文書の生成

	台帳・統計情報
		都市計画現況に対する目録の集計及び照会
		- 現況把握を通した計画樹立、活用 - 業務様式に合う台帳及び集計結果の提供及びオフィス文書 ..(word、excel)の支援
住民参加	住民参加
		都市計画の樹立の際、一般人が計画樹立及び決定過程において直接参加
		- 住民がインターネットを通し都市計画情報を照会、閲覧 - 都市計画情報のリアルタイム提供で市民の参加を積極的に誘導 - 行政機関と住民、住民と住民の間の情報公開と意見収斂を通して都 ..市計画に反映
意思決定支援	意思決定支援
		空間情報を活用した都市計画の意思決定及び政策の樹立をより効率的で、迅速に処理できるように支援する機能
		- 土地規制及び各種計画・開発行為等の情報提供 - 統計分析、主題図の生成支援 - 立地選定及び影響圏分析

	３D景観分析
		正射映像(衛星写真、航空写真)及び地形図を活用し、都市空間を三次元モデルに視覚化する機能
		- 開発可能容量及び眺望圏分析 - 空間情報認知力の向上により空間の活用度の増加、業務の生産性向 ..上

● 業務の活用方案

現場感のある都市計画の樹立検討

	航空映像で対象地を確認			対象地域の土地、建築現況を検討

	都市計画の現況検討を基盤とした都市計画樹立			三次元景観の検討

- 豊かなビジュアルの表現で資料分析、現況把握、意思疏通が容易になる

- 複雑、多量の情報を一括・統合的に処理

- シミュレーション化を通して現場感のある業務進行

- リアルタイム情報の取得と交換、加工可能

紙つづりの代わりに電子書庫の構築

	- 都市計画業務の80％を占める図面情報と諸般の属性情報を短時間で ..正確に検索し処理
	- 図面上で必要とする情報を直ちに照会し、編集、活用が可能
	- Paperlessで資源、空間、業務処理時間の節約
	- 保管資料の損傷、劣化がなく永久的に保存可能
	- 人事移動の際、使用者の権限が承継されることにより、業務の流れ ..に一貫性を確保可能
	- 資料の一元化された共有で活用性の増大と重複投資、紛失、混乱の ..減少

簡単に図面及び報告書を作成

現況分析図の出力

位置図の出力

都市計画図の出力

- 紙地図の代わりに電算化された多様な都市計
..画資料を活用し、図面及び報告書を生成

- 多様な出力様式の提供、縮尺変更、テキスト
..挿入、主題図設定等図面の構成要素の制御機
..能を利用して簡単に活用

敷地分析及び影響圈分析

	- 地図と統計資料(各種統計、都市計画情報、土地特性、所有者情報、法律など)を統合 ..分析し主題別に土地に対する分析が可能 - 透明で合理的な立地選定

	- 地域による経済、産業、文化、人口等の指標を連携させ各種政策樹立の際、多様なシ ..ナリオを迅速で正確に検討 - 合理的な意思決定が可能

対市民サービス及び住民参加

	- 市民の筆の情報、規制情報、都市管理計画情報の簡単な活用で請願の減少、業務の簡 ..便化

	- 都市計画情報の照会、公知確認、各種規制事項の照会、開発行為の許可に対する情報 ..等をオンライン請願発給及びインターネット上で提供 - 都市計画過程において住民の参加を拡大

都市計画情報システム(UPIS) v3.5

2005.09

都市計画関連の空間及び属性情報をGIS基盤の統合データベースとして構築し、都市計画の決定及び執行過程で発生する情報や計画樹立に必要な情報を収集、管理し都市計画立案及び政策樹立を支援する情報システムです。